「手紙の書き方と文例集」カテゴリーアーカイブ

初心者の方の為に手紙の書き方を分かりやすく解説しています。
頭語と結語、時候の挨拶、前文・末文・後付といった基本事項や、
お礼や結婚のための手紙もシチュエーション別の文例集でご紹介しています。

会合への欠席のお詫び

とり急ぎ申し上げます。

本日、帰宅した次男の様子が少しおかしいので問いただしましたところ、公園の広場でサッカーボールを蹴っていて、誤ってお宅のガラス、それも大きな一枚ガラスを割ってしまったとのこと。まことに申し訳ないことをいたしました。

お宅さまでは、わざとしたのではないから、とお許しになったそうで、ご配慮に対し、心から御礼申し上げます。次男には、これからは周りの状況をよく確認し、注意して遊ぶように、きつく申し付けました。

ご迷惑でなければ、次の日にでもガラス代のことなどにつきご相談に伺う心積もりをしておりますので、ご都合のほどお知らせくださいますようお願い申し上げます。

まずは書中にて、お詫び申し上げます。

かしこ

詫び状の書き方のポイント

●詫び状の書き方ポイント

~相手を納得させる~

非礼を詫びる場合は、まず詫び状の中で、理由を具体的に述べて、相手方を納得させるような書き方にしなければなりません。

●詫び状の書き方ポイント

~素直に非を認める~

こちらに落ち度があって詫びる結果になったわけですから、弁解や言い訳ばかりを長々と詫び状に書くのは慎みます。自分の非を素直に認めた上で、詫びるべき要点だけを簡潔に詫び状に表現しましょう。

●詫び状の書き方ポイント

~反省の意思表示をする~

ただ詫びておくだけではその場かぎりになります。反省の意味をこめて、今後は非礼がないよう心することを、詫び状の上で表明する書き方がよいでしょう。