拝啓
春暖の候、ご両親にはますますご清祥のことと存じます。
さて、このたび○○様には金婚式をお迎えとのこと、謹んでお慶び申し上げます。
五十年の長きにわたる歳月をともにされ、このたびご両親様おそろいで、お健やかにこのよき日を迎えられたことは、まことにおめでたく、心よりお祝い申し上げます。
幾星霜、おふたりむつまじく年を重ねられたお姿は、私ども夫婦のお手本でございます。おふたりにあやかりたいと、いつも妻と申しております。
何とぞ今後とも、ご健勝にご留意されて、幾久しくおそろいでお年を重ねられますよう、お祈り申し上げます。
ささやかではございますが、別便にて、お祝いの品を送らせていただきました。ご笑納いただければ幸いに存じます。
春とは申せ、朝夕冷えますゆえ、ご自愛専一に願います。
まずは、略儀ながら書中にて、心よりお祝い申し上げます。
敬具
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就職のお祝い
○○君、○○大学を晴れてご卒業、おめでとうございます。
それにもまして、○○商事にご入社も決まったとのこと、心からお祝い申し上げます。
なにしろあなたは、卒業後は商社に入りたいと、ずっと前から希望し、努力してきたのですものね。念願かなって、今、最高に充実した思いにあふれていることでしょう。
ご両親も喜び、今後のご活躍を期待なさっていることと思います。
どうぞ今の喜びを忘れることなく、張り切ってお仕事をなさってください。
今後のご健康とご活躍をお祈りいたします。
敬具