拝啓 ひと雨ごとに春めいてまいりました。
皆様にはお健やかにお過ごしのご様子、何よりと存じます。
本日は、長男太郎の初節句に、ご丁寧なお祝いのお手紙に立派な若武者人形まで頂戴し、まことにありがとうございました。お人形は、さっそく飾らせていただきました。
いつも太郎のことをお心にとめていただき、深く感謝いたしております。
おかげさまで、太郎は病気ひとつせず、元気に育っております。最近は、つかまり立ちを始め、部屋のあちこちを動きまわるようになりました。どうぞわんぱくぶりをご笑覧ください。
気候不順の折から、どうかご自愛のほど、お祈り申し上げます。
まずは、書中にて御礼申し上げます。
敬具
6月の慣用句
入梅の候、お変わりなくお過ごしでしょうか(折、みぎり。以下も同じ)
梅雨の候、お変わりなくご活躍とのこと、お喜び申し上げます。
そろそろ梅雨入りも近いようですが、いかがお過ごしでしょうか。
長雨が続きますが、ご壮健でお過ごしのことと存じます。
今年の空梅雨ぎみの、暑い日が続いております。お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
梅雨寒の毎日ですが、皆様お健やかにお過ごしでいらっしゃいますか。
6月の結びの言葉
時節柄、お元気でお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。
梅雨寒の日もめぐってまいります。くれぐれも風邪などめされませんよう、ご自愛専一に。
季梅雨の時期は冷える日もございます。お風邪などめされませんように。
梅雨明けまでもうしばらくかかりそうです。どうぞお体にお気をつけて。
心ふさぐような梅雨空ですが、何卒、お心お健やかにお暮らしください。
蒸し暑い日が続きます。本格的な夏をひかえて、くれぐれもご自愛くださいますよう、祈り上げます。
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