拝復
お手紙を拝見いたしました。○○さんのご様子、前々から気がかりだったのですが、糖尿病と聞いてほっといたしました。無論のこと、糖尿病とはいえ大病には違いないのですが、辛抱強く養生すれば、よくなりますからね。
入院費の件、当方でご用立てさせていただきます。困ったときはお互い様ですから、どうぞお気兼ねなさいませんよう。ただし正直なところ、こちらも学齢期の子供を三人も抱え込んでおりますので、できる範囲での後支援しか能いませんが。
さっそく来週にでもお見舞いに参りますので、詳しい話はその折に。
まずはとりいそぎご返事までいたします。
敬具
「大病」タグアーカイブ
喜寿のお祝いへのお礼
若葉が目にしみる季節となりましたが、お元気にてお過ごしのご様子、お喜び申し上げます。
このたびは、私の喜寿に際し、お心こもるお祝いをいただきまして、まことにありがとうございました。
今日まで、これといった大病もせず、無事に喜寿を迎えることができましたのも、ひとえに皆様のおかげと、心より感謝いたしております。今後とも、俳句の会の旅行など、ぜひお誘いいただけますよう、よろしくお付き合いくださいませ。家の者も、くれぐれもよろしくと申しております。
お福分けと申すのも、お恥ずかしいのですが、別便にて、ささやかな記念の品を送りましたので、ご笑納ください。
季節の変わり目ゆえ、なにとぞご自愛くださいますよう。
まずは、御礼申し上げます。
かしこ