祝い状の書き方ポイント
〜相手の感激が薄れないうちにすぐ書きましょう〜
お祝いの手紙はなんと言ってもタイミングが命です。知らせを聞いたら、とにかく祝福の気持ちを手紙に託しましょう。また、美辞麗句を重ねるよりも、素直に自分の言葉で喜びを表現すると、気持ちが相手に伝わりやすいでしょう。感激を素直に伝えることが重要です。
〜合格祝いや就職祝いには、苦労をねぎらう一文を〜
合格や就職祝いなら、本人の苦労をねぎらう言葉とともに、新しい生活に対するアドバイスも記入してもよいでしょう。両親に宛てるものであれば、これまでの心配や苦労に対する思いやりも示しましょう。また、相手が親しい場合は、子供の頃のエピソードなどを踏まえ、本人の成長を喜ぶ気持ちを伝えてもよいでしょう。
拝啓 早春の候、皆様にはますますご健勝のことと、およろこび申し上げます。
さて、このたび私の○○支店転任に際しましては、温かいお励ましのお言葉をいただきましたうえ、過分なるお心遣いをたまわり、厚く御礼申し上げます。また、△△支店在勤中は、ひとかたならぬご高配にあずかり、まことにありがとうございました。
おかげさまで、昨日より無事○○支店に着任いたしました。これまでたまわりました課長のご教示、ご指導を胸に、精一杯努力する所存でおります。こちらにお越しの際には、ぜひご一報いただけますようお待ち申しております。
今後ともよろしくご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
末筆ながら奥様にもくれぐれもよろしくお伝えください。
気候の変わり目ゆえ、ご自愛のほど願います。
まずは書中をもちまして、御礼申し上げます。
敬具
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