拝啓 立春とは名ばかりの寒い日が続きますが、皆様には、お健やかにお過ごしのことと、お喜び申し上げます。
このたび、長女花子の初誕生日には、温かいお心遣いをいただきまして、まことに有難うございました。
頂戴いたしました熊のぬいぐるみ、とても気に入ったらしく、寝るときも「いっしょ」と申し、離しません。花子のことを、いつもお心にとめていただき、まことに恐縮に存じます。
おかげさまで、花子も立ち歩きができるようになりました。
近々、皆でご挨拶に伺おうかと存じます。
末筆ながら、奥様にもよろしくお伝えください。妻からもくれぐれもよろしくと申しております。
寒さ厳しき折から、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
まずは略儀ながら書中にて御礼申し上げます。
敬具