拝啓
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
先般は急なお願いにもかかわらずご快諾くださり、おかげさまでどうにか命脈を保つことができました。厚く御礼申し上げます。
さて、お約束の期日が少しずつ迫ってまいりました。この期に及んでまことに恐縮ではございますが、期日を○月○日まで遅らせていただくわけにはまいりませんでしょうか。じつは、あてにしていた入金先が少々遅延する見通しとなり、本状を差し上げざるを得ない仕儀となった次第です。深くお詫び申し上げます。
右記日には必ずご返済差し上げますので、窮状をお察しくださり、ご理解を賜りますよう、恥をしのんでお願い申し上げます。
敬具
「手紙の書き方と文例集」カテゴリーアーカイブ
初心者の方の為に手紙の書き方を分かりやすく解説しています。
頭語と結語、時候の挨拶、前文・末文・後付といった基本事項や、
お礼や結婚のための手紙もシチュエーション別の文例集でご紹介しています。
ペットの不始末へのお詫び
冠省
このたびは、私どもの飼い犬がとんでもないことをいたしました。管理不行き届きの段、衷心よりお詫び申し上げます。
私どもでは、万が一を考えて、庭での放し飼いもせず、常時、鎖でつないでおりましたが、昨日は私どもの娘が散歩に連れ出そうと準備している折に外に出てしまい、何かに驚いてこのような事態に至ったもののようです。平素は穏やかな性格の犬でしただけに、まことに残念に思っております。
お怪我のほうは全治十日間と伺いました。ご治療ばかりでなく、お仕事のほうにも差し支えがあったかと存じます。具体的なお詫びの方法について相談させていただきたく、後日ご連絡を差し上げますので、その節はよろしくお願い申し上げます。
とりあえず、右、お詫びまで申し上げます。
草々