「マナー」タグアーカイブ

お見舞いの書き方のポイント

●お見舞の手紙の書き方のポイント

~文面に配慮する~

病気の人への見舞い状は、文面に細心の注意を払う必要があります。まず本人の病状や容態などを十分知ったうえで、それにふさわしい見舞いの言葉を選ばなければなりません。また、病人が失意の状態にあるかも知れず、心からの同情と励ましを表現するような手紙の書き方を心がけましょう。

●見舞い状の書き方のポイント

~自分のことは書かない~

見舞い状には、当方の様子や近況などは書かないようにするのがマナーです。つまり、病気で苦しんでいる人よりも当方がよい状態であるのは確かですし、それを読む方は全くよい気がしません。その点を留意して、手紙の書き方を工夫してください。

●見舞い状の書き方のポイント

~挨拶文は省略する~

一般的な手紙で使われる形式的な時候の挨拶などは省略し、冒頭から見舞いの言葉を書き出します。

手紙文の字配りと改行のポイント

手紙の基礎知識とマナー【手紙文の字配りと改行のポイント】

  1. 封書とはがきの使い分け
  2. 手紙文の字配りと改行のポイント
  3. 縁起の悪い「忌み言葉」に注意
  4. 便箋の折り方

手紙は用件が伝わればそれで良い、というものではありません。
そこで、読みやすい手紙を書くための正しい字配りと改行のテクニックをご紹介します。


手紙の書き方の悪い例

助詞が行の頭にくる
ひとつの単語や言葉が2行に分かれる
相手や相手の家族を指す言葉が行の下の位置にくる
自分や自分の身内を指す言葉が行の上の位置にくる
改行しないで文章を続ける

手紙の書き方の良い例

前の行の文字量を調節する

助詞が行の頭にくるのを避けるために、前の行の文字量を調節したり、言葉を変えて文章量を増減させたりして、工夫しましょう。

同じ行内にまとめてしまう

ひとつの単語や言葉が2行に分かれてしまいそうな場合は、行の下の部分が空いてしまっても早めに次の行へ移るか、字を小さくして同じ行にまとめてしまいましょう。ただし、どちらかの方法だけを何度も続けると見た目が悪いので、2つの方法をバランスよく使い分けると良いでしょう。

相手を指す言葉は行の上に

相手や相手の家族を指す言葉は、行の上の位置にもってくるのがマナーです。無理な場合でも文字量を調節するか、文章を少し変えるなどして、できるだけ行の上に置く工夫をしましょう。

自分を指す言葉は行の下に

自分や自分の身内を指す言葉は行の下の位置か、行の後半に置きましょう。文章の流れでそれがどうしても困難な場合は、行の右に寄せて小さな字で書くのが礼儀です。特に同じ行の後半に相手や相手の家族を指す言葉がきてしまうときには、このルールは厳守しましょう。

改行して文章にメリハリをつけましょう

前文から主文に移るときは改行するのが基本です。同じ本文でもダラダラと文章を続けずに、区切りのいいところや話の変わり目を見つけて文章にメリハリをつけましょう。パッと見て、全体に余白があるのも見た目を良くするためのコツです。