謹啓 春暖の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、このたびは本社営業部長にご栄転とのことを承り、心からお祝い申し上げます。
本社勤務時代には、数々のご指導をいただき、まことにありがとうございました。今日、どうにか一人前の働きができるようになりましたのも、部長のおかげと、いまさらながら深謝いたしております。
今後は、さらに敏腕を発揮され、ますますご活躍のことと存じますが、どうぞ御身お大切にお願い申し上げます。 さっそく、お祝いに参上すべきところ、遠地にて残念ながら失礼いたします。ささやかなお祝いまでに、当地の銘酒○○をお送りいたしましたので、ご笑納いただければ幸甚に存じます。
末筆ながら、奥様にもよろしくとお伝えください。妻からも、くれぐれもよろしくとのことでございます。
ますますのご活躍をお祈りし、変わらぬご指導を願い、略儀ながら書中にて、心よりお祝い申し上げます。
謹白
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結婚記念日(金婚式)のお祝い
拝啓
春暖の候、ご両親にはますますご清祥のことと存じます。
さて、このたび○○様には金婚式をお迎えとのこと、謹んでお慶び申し上げます。
五十年の長きにわたる歳月をともにされ、このたびご両親様おそろいで、お健やかにこのよき日を迎えられたことは、まことにおめでたく、心よりお祝い申し上げます。
幾星霜、おふたりむつまじく年を重ねられたお姿は、私ども夫婦のお手本でございます。おふたりにあやかりたいと、いつも妻と申しております。
何とぞ今後とも、ご健勝にご留意されて、幾久しくおそろいでお年を重ねられますよう、お祈り申し上げます。
ささやかではございますが、別便にて、お祝いの品を送らせていただきました。ご笑納いただければ幸いに存じます。
春とは申せ、朝夕冷えますゆえ、ご自愛専一に願います。
まずは、略儀ながら書中にて、心よりお祝い申し上げます。
敬具