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初節句のお祝いへのお礼

拝啓 ひと雨ごとに春めいてまいりました。

皆様にはお健やかにお過ごしのご様子、何よりと存じます。

本日は、長男太郎の初節句に、ご丁寧なお祝いのお手紙に立派な若武者人形まで頂戴し、まことにありがとうございました。お人形は、さっそく飾らせていただきました。

いつも太郎のことをお心にとめていただき、深く感謝いたしております。

おかげさまで、太郎は病気ひとつせず、元気に育っております。最近は、つかまり立ちを始め、部屋のあちこちを動きまわるようになりました。どうぞわんぱくぶりをご笑覧ください。

気候不順の折から、どうかご自愛のほど、お祈り申し上げます。

まずは、書中にて御礼申し上げます。
敬具

9月の挨拶

9月の慣用句

新涼の候(折、みぎり。以下も同じ)
秋涼の候
初秋の候
新秋の候
清涼の候
白霧の候
孟秋の候
秋冷の候
秋晴の候

9月の書き出しの言葉

残暑お見舞い申し上げます。
九月とはいえ、まだ夏を思わせる暑い毎日です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
いつまでも暑さが去りやらぬ毎日ですが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
御池では先日の台風は大事ございませんでしたか。お見舞い申し上げます。
日ごとに秋の色が深まっております。夏の疲れはいかがですか。
秋の夜長の時節となりました。皆様お元気でお過ごしのことと存じます。

9月の結びの言葉

九月とはいえ、残暑が続いております。お気をつけてくださいませ。
さわやかな秋を満喫されますよう、お祈り申し上げます。
皆様の秋が実り深いものになるよう、願っています。
朝夕もめっきり冷え込むようになりました。くれぐれもご自愛ください。
ひと雨ごとに涼しくなってまいりました。風邪などひかれませんよう。